アルカリ電解水とは
アルカリ電解水とは、水を電気分解することによって、pHをアルカリ性に高めた洗浄水です。
当社では、大阪府立大学との共同研究により、特殊な電解方法を開発し、日本で初めてpH13.1のアルカリ電解水の生成に成功し、
現在ではpH13.8という世界一レベルに達しています。
pH13.1のアルカリパワーによって、強力な洗浄力と除菌効果を同時に発揮します。
水から作られた無色・無臭のアルカリ電解水は、人と地球にやさしい次世代の洗浄水です。
pHとは
pHとは「水素イオン濃度指数」のことで、水溶液の性質(酸性・中性・アルカリ性)を表す単位です。
pH7が中性、pHが低いほど酸性が強く、高いほどアルカリ性が強くなります。
一般的にpHが高いほど洗浄力があると言われていますが、合成洗剤などは界面活性剤やアルカリ剤等の化学薬品を加えることによってpHを上げています。
当社のアルカリ電解水はpH13.1以上ですが化学薬品は一切含まれておりません。
また、水道水で5倍希釈するとpH12.5、10倍希釈するとpH12.0と、薄めても十分な洗浄力を持っています。
アルカリ電解水の洗浄作用
① 浸透作用
電気分解によって活性化された水は、非常に細かい粒子(クラスター)となり、汚れと物体のすき間に浸透していきます。
② 剥離作用
電気分解によってマイナスの電荷を帯びた水が、汚れと物体を包み込み、マイナス同士が反発することによって、汚れを物体から剥離させます。
③ 乳化作用
普通、水は油と混ざりませんが、アルカリ電解水は油を分解して乳化させるので、簡単に拭き取ったり、洗い流しやすくなります。
アルカリ電解水の除菌効果
ほとんどの細菌や微生物は、生育可能なpH領域がpH4~10の中性付近であり、当社のアルカリ電解水pH13.1の領域では生育・増殖できないため、除菌効果があります。
(例)噴霧前後の大腸菌
社団法人京都微生物研究所調べ
4種類の一般細菌を全て1分後には除菌でき、3分後も菌の増殖はありません。
アルカリ電解水のご利用シーン
<例1>業務用フライヤー
業務用フライヤーの油を抜き取ると、底には揚げ物の油カスがいっぱいでドロドロ・・・
アルカリ電解水は飲食店の厨房内の業務用洗浄水としてもご好評いただいております。
一般の業務用洗剤は洗浄力が強力ですが界面活性剤が多く含まれているので、洗剤が残留しないように念入りに洗い流す必要があります。でもアルカリ電解水は成分が「水」なので、仮に少量残っていたとしても問題ありません。
<例2>換気扇フィルター
換気扇フィルターの汚れを放っておくと、換気能力が下がってしまうので定期的なお掃除が必要です。ひどく汚れた換気扇(レンジフード)のフィルターも、アルカリ電解水を使えば簡単にキレイになります。合成洗剤を使いたくないような所にも気にせずご使用いただけます。
<例3>壁紙クロス
タバコのヤニで汚れた壁紙(クロス)にもご好評いただいております。電気分解によって活性化されたアルカリ電解水の浸透力は非常に強く、壁紙の凸凹の隙間に入りこんだ汚れにも深く浸透して、汚れを分解し落とします。